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夏蜜柑

2012.02.21 17:18|詩(想)
夏蜜柑を剥く時の
静かな期待
唾が舌を濡らすように
じんわりと広がる空想

黄色く光る皮に爪をたて
ぐぐりと剥がす時
立ち上る薫りは甘く豊かでそそられるのは更なる希望

ピシリッと
ヒビが入るようにして
目に飛び込んだ一滴は
積み上げた思いを崩す

求めているのは
瑞々しくて香り高い果実
与えられたのは
しみて後を引く果実の一撃

けれどもわたしは気付くのだ
目を刺した果汁は
果実の質の証明であり
砕かれた欲求は
一重に過度に膨張した幻惑であったと

ならば夏蜜柑に罪はない

わたしは再びその皮に爪をたてた
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